ぎっくり腰は繰り返すもの?癖になるのを防ぐには

2020年7月 20日 10:03 am
初めてぎっくり腰になってしまい、あまりの痛さにどうすれば良いのかわからなくなってしまった、という方は意外と多いのではないでしょうか。「今までぎっくり腰にはなったことはないのに突然なってしまった!どうにか治してほしい」という患者様は、中高年の方に多いのです。 中高年の方でぎっくり腰になってしまう方が増える理由には、筋力の低下や筋肉が固くなってしまうことに加え、骨量の低下や腰椎の変形などの理由があります。これらは加齢に伴って進むものですので、ある程度は仕方のないことです。 ただ、この「骨量の低下」「腰椎の変形」はぎっくり腰の再発が起きやすい原因でもあるのです。そのため、中高年で初めてぎっくり腰になってしまったという患者様は、ぎっくり腰を繰り返さないための注意が必要となります。 そもそも、実際にぎっくり腰は再発したり、また癖になってしまう、ということはあるのでしょうか? まず、年齢を重ねることで骨量は低下してきますが、そうすると骨にかかる負担がだんだん増えていくことになります。ぎっくり腰だけではなく、様々な怪我の原因にもなりやすいものです。 そしてぎっくり腰は腰を支えている骨に負担がかかることにより、神経を刺激し、痛みが生まれているものですので、負担のある骨に更に負担を増やしていることとなり、再発のリスクが高まっているのです。 また、腰椎の変形についてですが、こちらは癖がつきやすくなります。なぜなら、一旦ぎっくり腰になった状態でまた変形してしまうなど、例えば捻挫のように癖となってしまう可能性が非常に高くなるのです。 ただし、ぎっくり腰の癖ができる限りつかないよう、繰り返すことを避けることもできるのも事実です。それにはまず「ぎっくり腰をしっかり治す」ということが大切です。 ぎっくり腰になってしまった患者様には、1週間ほどご自宅で安静にされ、痛みがひいたタイミングでそれまでのような日常生活に復帰される方が多くいらっしゃいます。もちろん、痛みがひいたのであれば、通常通りの生活スタイルに戻っていただいて構いません。 しかし、痛みがなくなったからと言って完治したとは限らないのがぎっくり腰なのです。筋肉や骨が実はまだ弱っていたり、腰椎の形が変形したままである可能性が大きいのです。 これらのことを避けるために、一度当院などの整骨院に来院されることをオススメします。専門家の目で診て、効果的な治療をすることにより、再発のリスクを避けることができます。 もしもぎっくり腰になってしまった場合、また過去にぎっくり腰になったけれども再発に不安を感じられている方は、ぜひ当院のような整骨院へ足を運んでいただきたいと思います。