神経の乱れ、調子が悪い方には鍼灸が効く

2020年9月 18日 10:15 am
最近疲れが溜まっていて寝てもスッキリしない、もしくは疲れているのに夜に寝付けなくて気だるい朝を迎えるということはありませんか? 仕事や運動の疲れは、体が正常な状態であれば休めば回復します。しかし、これといった原因もなく調子が戻らない経験は誰にでも経験はないでしょうか。 いまの話を聞いて心当たりがある方は、自律神経が乱れている可能性があります。多忙な現代人において自立神経を自力でコントロールするのは難しいです。自律神経を整えるには、鍼灸が手頃のお値段でかつ効果的です。 自律神経とは、大雑把に言ってしまえば「人の調子」を整える器官のことです。全身にある自律神経は眠い、眠くないといった覚醒状態や空腹を感じる機能など無意識に人が感じる感覚をコントロールしています。 一方で、自律神経は、ある程度融通を効かせることができます。お腹が減っても多少は我慢でき、他に夢中になっていることがある時は眠気や空腹を忘れて何かに没頭できるように意識を覚醒させます。 このように、私たちの生活をマネジメントしてくれている自律神経ですが、不規則な生活やストレスの蓄積は、大きな負担になります。負担が積み重なることによって自律神経はバランスを崩し、私たちの調子を崩す原因になってしまうのです。 整骨院の鍼灸は、神経が密集した「ツボ」に刺激を与えることで調子を整え、その人本来のバランスや免疫力を引き出す治療法です。WHO(世界保健機関)によって効果を認められているれっきとした医術です。 鍼(はり)は、ツボを直接刺激し、鎮痛に用いられることが多く、灸(きゅう)は熱でツボを温めることで血行を促進し、冷え性や疲労回復に効果的です。鍼は、特殊に加工されており、痛みはほとんどありませんのでご安心ください。 鍼灸の利点は、なんといっても対応できる症例の幅広さです。興奮を鎮めるツボを刺激して寝付きを良くするほか、空腹を抑えるツボでダイエットを手伝うこともでき、ホルモンの分泌を促進して不妊治療に役立てることもできます。 また、マッサージや整体は、骨折や捻挫をした時には行うことはできません。また、ご高齢の方は整体に不安のある方もいます。しかし、鍼灸は、筋肉や骨に負担を与えずに自然治癒力を高められます。体に優しいという意味でも鍼灸は便利です。 当院は、整骨院ですが、来院される方の相談にできるだけ幅広く、適切なアプローチをとるために鍼灸を施術に取り入れています。 ケガの回復や冷え性改善といった目的をもって来院された方はもちろん、調子が悪いといった漠然としたお悩みにもお話を聞いた上で効果のある鍼灸を行えます。