産後の骨盤矯正が、何故大事なのかを解説

2020年9月 16日 9:57 am
女性にとって出産という大きなイベントを終えた後、すぐに育児と言う大変な仕事をしなければなりません。 生まれたての赤ちゃんには、一瞬たりとも目を離せません。昼も夜もなく赤ちゃんは、ママを求めます。その時に、万全の体調でないとすぐに体がおかしくなってしまいます。ママが倒れでもしたら、残された赤ちゃんの世話はどうなるでしょうか。 そうならないために出産でゆがんだママの体を外部からきれいに整えてあげるのが産後に行う骨盤矯正なのです。 そもそも人間の体は、赤ちゃんのような大きなものを体外に出すようにはできていません。それを出産時には、特定のホルモンが分泌されて骨盤が開くようになるのです。 骨盤が開くといっても骨が変形するわけではありません。元々、骨盤は、一つの骨ではなく、幾つかの骨がじん帯などでつながることで形成されています。このつながっている部分がゆるむことで開いた状態になるわけです。 開いた骨盤は、一時的に開いただけなので元の閉じた形に戻ろうとしますが、それが不十分な人もいます。そのような人は、骨盤が開いた状態になっています。 このような状態は、通常の形ではないわけですから体に負担がかかってきます。特に骨盤の中には、大事な器官がたくさん入っていますから骨盤がゆがんでいると中に入っているそれらの器官への影響も出てくるので体調を崩す原因となります。 それだけではなく、出産時には数キロにも及ぶ赤ちゃんの重さがママのお腹にというより腰にかかっています。この重みによる腰への負担や出産後の赤ちゃんの世話で腰痛になるママもいます。 産後に行う骨盤矯正では、骨盤の位置が正常に戻ることでこの疲れた腰への負担も減らすことができます。 産後骨盤矯正の時期ですが、産後間もない頃は、骨盤周りのじん帯などが緩んでいますから早い時期から初めれば、それだけ楽に正しい形へ戻すことができます。 骨盤が正しい形に戻れば、その上にある腰の骨も正しい位置に戻っていきます。腰や骨盤が正しい位置になれば、正しい姿勢になりますからそれ以外の場所にかかっている負担も減っていくわけです。胃や腸などといった消化器の調子も良くなっていきます。 この産後骨盤矯正ですが、骨盤という体のとても大事な部分の関節に矯正を行うので骨盤についての正しい知識が必要になります。 その点、整骨院のスタッフは、骨盤や腰の関節についてしっかりと勉強してきています。その整骨院の中でも特に、当院のスタッフは骨盤矯正の経験も豊かで確かな成果を出していますので評判が良いのです。