シンスプリントは予防できる!ストレッチや筋トレはどうすればいいの?

2020年9月 9日 10:13 am
スポーツをしている人にとって、シンスプリントは身近なものなのではないでしょうか。環境の変化や練習メニューの変化などによってよく発症するものです。 シンスプリントは、スネの骨の内側や外側が痛みます。スネの骨の周りの何が痛んでいるのかといいますと、それは「筋肉」です。 スネの骨の周りには「前脛骨筋」や「ヒラメ筋」など多くの筋肉が存在しています。これらのうちどれか1つが負傷しても痛みを感じてしまうのです。 特にヒラメ筋は、走ったり歩いたりするときに使う筋肉ですので、シンスプリントを引き起こす筋肉として最も代表的なものです。 ヒラメ筋などが使用されるとき、スネの骨を覆っている膜が強く引っ張られます。この引っ張られる動作が強く何度も行われることによってシンスプリントが引き起こされるのです。 このように筋肉の負傷、負担の増加によってシンスプリントは引き起こされます。シンスプリントになってしまう際の原因となる筋肉は、大概はとても硬くなっています。硬い筋肉は、運動による伸び縮みに対して柔軟に対応することができないのです。 それではシンスプリントを予防するためにはどのようにすればいいのでしょうか。やはり、筋肉を柔らかくすることが重要です。そのためには、筋肉を柔らかくするためのストレッチが必要となります。 また、スネの骨の周りの筋肉を、それぞれが均等に支えることができるように、少しずつ筋トレを行うことも効果的です。1つの筋肉に頼ることがないよう、不足している周囲の筋肉へのトレーニングが必要となるのです。 そして体の歪みもシンスプリントの原因の1つとなります。歪みがあることによって、特定の筋肉に負担がかかってしまうためです。体を歪めさせる原因には足を組むこと、片足へ体重をかけること、など日常生活で何気なく行ってしまっている動作があるのです。 しかし、自分の体が歪んでいること、またスネの周りの筋肉の中でどの筋肉が足りていないのか、などを知ることは難しいものです。これらを知るには、やはり専門家の目が必要となってきます。 これらの自分の体について正確に知るためにも、整骨院などで専門家に直接診てもらうことをオススメします。特に、シンスプリントになってしまった場合には治療のことも含め、早めに来院されることが完治への第一歩となると思います。 当院でも、もちろんシンスプリントの治療、また予防のためのトレーニングのアドバイスもすることができます。心配なことがあれば、試しにぜひお越しになってはいかがでしょうか。