骨盤矯正が必要な体とは?骨盤矯正について解説

2020年8月 7日 11:54 am
当院のような整骨院では、骨盤矯正を希望される方が多数来院されます。 骨盤矯正が必要な体とは、どのような体なのでしょうか?そして、骨盤矯正によって体がどのように変化するのかを簡単にまとめました。 まず骨盤矯正が必要な体なのですが、当院に骨盤矯正を求めて来られる方の多くは、骨盤の左右や前後のバランスが乱れています。その乱れは大きく、腸骨稜と呼ばれる骨盤の側面部分の高さが指1本の幅以上違うことがあります。 実際、鏡を使ってその違いを見せると患者様は驚きます。腸骨稜の高さが違うということは、その下にある足の長さの違いにつながります。左右の足で長さが違う現象の大半は、この腸骨稜の高さが違う、つまり骨盤が傾いているから起こります。 左右で足の長さが違えば、足にかかる負担が変わってきますので、特に膝や股関節といった稼動部分にも影響が出てきてこの状態が長く続けば痛みへと変わっていきます。 今度は、骨盤の上へ視点を移すと土台となる骨盤が傾いているためその上で上半身を支えている腰の骨への負担も大きくなっています。 腰の骨は、太い筋肉で支えられていますが、それでも長くその状態が続けばおかしくなってきます、ぎっくり腰のような腰痛の原因にもなります。 骨盤や腰が傾いているわけですから、当然、その上にある内臓を固定する筋肉にも負担がかかっています。ぽっこりお腹と呼ばれるお腹が出たり、食欲不振といった体調不良の原因となったりもします。 そして、体の中で血液を作るのは、赤ん坊では全身の骨の中にある骨髄で作られていますが、成長するにつれて限られた場所になります。肋骨、脊椎、骨盤といった骨盤が歪んでくると影響を受ける場所ばかりです。 体に流れる血液を造ったりする骨やその調整をする内臓がおかしくなれば、体のあちこちが不調になってきます。このように骨盤の歪みが全身の不調の原因となっているのです。 この全身の不調も骨盤矯正を行なうことで正しい位置に戻り、その原因が除去されますからかなりの部分が正常に戻ります。 骨盤矯正の手法には、トムソンベッドのような機械を使用して行なうこともありますが、骨盤矯正に慣れていない人間が形だけ真似て行なうと逆に歪みがひどくなります。 当院のスタッフのような産後のご婦人がよく来院されるしっかりした施術をするところで、骨盤矯正を行なうことをお勧めします。