肩こりと一緒によく起きる症状について解説

2020年6月 30日 9:50 am
昔は年配者に多い症状と思われてた肩こりですが、最近では小学生でも肩こりがつらいという子供さんもいらっしゃいます。このように若年層まで肩こりになる理由とはどんなものなのでしょうか? その理由は色々あると思いますが、大きな理由として考えられるのが運動不足と、それによって起きてしまう筋力不足が大きな原因の一つだと考えられます。 昔と比べて外で遊ぶことが少ない子供たちは、座ったままや寝転がったままでゲームをして遊んでいることが多く、その運動量は昭和の時代と比べるとかなり少なくなっています。 そのため、体幹にある体を支える大事な筋肉の鍛え方が足りないうえにゲームをするため歪んだ姿勢を長時間取り続けているので特定の筋肉だけに負荷がかかっています。そのため、筋肉疲労が原因で肩こりが起きているのです。 それと同じことが今の社会人にも言えます。デスクワーク中心の仕事で体の筋肉を使わない上、仕事で使うパソコンや仕事以外でもスマホといった情報ツールの使いすぎで子供と同じような原因で肩こりになっているのです。 次に、この肩こりが起きると他にどんな症状が体へ起きやすいのでしょうか?まず、肩こりですが、肩から首にかけてつながっている筋肉で起きている場合がほとんどです。だから、首に対してもかなり負担がかかることが多いです。 人間の首は、その中に頚椎と呼ばれる首の骨、その頚椎を支える筋肉やじん帯、それ以外にも血管や神経といった具合に、細い首の中を色々なものが通っています。 首が肩の筋肉に引っ張られて傾いてしまえばその中に通っている色々なものに影響が出ます。また、傾いたのを支えるために今度は、首の筋肉が緊張していきます。そのため、余計に症状が悪化していくのです。 具体的にいうと肩こりから首すじのこりの症状が進行すると頭痛も起きてきます。その他に首の周りには、腕へと伸びている神経も出ています。 首から肩への筋肉が緊張した状態になるとそれが原因で指や腕へのしびれといった症状が起きることがあります。 これを胸郭出口症候群と言います。症状は、腕や手のしびれといった症状ですが、そこをマッサージするだけでは症状を改善することができないのです。 このような症状を改善するためには、当院のような整骨院での施術をお勧めします。当院では、肩こりの対応を単なるリラクゼーションと考えず、お客様の体の不調の現われと考えております。 しっかりした問診を行い、体の不調箇所の確認とそれに伴うであろう部分についてもお話を聞かせてもらいます。更に当院では、マッサージで満足ができないお客様へ針灸での対応も可能となっております。