膝の痛みは加齢によるもの?痛みを諦めずに整骨院へ

2020年7月 31日 12:21 pm
膝の痛みを訴えられる方が最も多い年齢層は、中高年の層だと言われています。この中高年以降に現れる膝の痛みのほとんどは、加齢を原因としています。なぜ加齢によって膝が痛むのでしょうか。 それは加齢によって骨も筋肉も弱まることが原因です。加齢により、膝を支えている軟骨が弱ります。 また、加齢により膝を支えている周辺の筋肉も弱ります。人間は二足歩行ですので、立っているだけで、体重がすべて膝にかかります。歩いている時には、全体重が片方の膝にかかってしまう瞬間もあります。 この長年の負担が蓄積し、弱まった骨や筋肉に対してより負担をかけてしまっていることが、中高年の方の膝の痛みの原因です。中高年の方に見られることが多くなる膝の痛みの症状として「変形性膝関節症」というものが挙げられます。 変形性膝関節症は、軟骨の摩耗が原因となって引き起こされます。長年体重を支え続けてきたことで、膝の軟骨はかなりすり減ってきています。 また、摩耗が起こってしまった膝では、同時に多くの分解物が排出されています。その過程で膝の関節の中で炎症が起こってしまうのです。 分解物自体は、そもそも悪い存在ではありません。炎症を抑えようとして排出されているものです。言い換えると、軟骨が回復するように身体が働きかけている結果として炎症が起こってしまい、関節の周りが腫れてしまったり痛んでしまったりするのです。 ですので、痛みを抑えようと無理に動いたり押してしまったりしてはいけません。膝が頑張って炎症を起こして治そうとしている状態を、より悪化させてしまう可能性があるからです。膝に無理をさせず、軟骨をもとの状態、痛みのない状態に戻す方法はないのでしょうか。 1つの方法として、筋肉を強くさせるという方法があります。これは軟骨の周りの筋肉を強くすることによって、軟骨への負担を軽減させるということです。軟骨の周りの筋肉を強くするには、トレーニングが必要です。 トレーニングの内容は、患者様の身体の構造や年齢、軟骨の状態などによって異なります。そのため、患者様ご自身に合った運動をしていただく必要があります。 当院では整骨院として、軟骨の周りの筋肉を強くするストレッチや運動について指導させていただくことができます。一通りの方法ではなく、患者様の様態に合わせたものを紹介させていただきますよ。もし少しでも気になることがありましたら、お気軽にご来院いただけたら、と思います。