マッサージによるあなたの体への効果は?マッサージの効果について解説!
町を歩いていると、マッサージの看板を見かけることがあると思います。それだけ身近なところにありますが、そのマッサージがあなたの体にどのような効果をもたらすのかを知らない人が多いです。
普通、マッサージを受ける理由としていちばんに挙げられるのが、気持ちいいことです。では、マッサージを受けると何故気持ちがいいのででしょうか?
これには色々な理由がありますが、固くなった筋肉がほぐされることです。固くなって緊張して小さくなっていた筋肉が柔らかくなることで体を引っ張っぱることを止めます。そうなると、その周りにあって引っ張られていたほかの筋肉も緊張をしなくなり、柔らかくなるのです。
筋肉の大半は、骨にくっついています。この筋肉同士の引っ張り合いのせいで、引っ張られて曲がっていた関節も自由に動けるようになるのです。マッサージが終った後、体の動きが良くなるのは、マッサージのこのような効果によるものです。
次に大事なのがマッサージによって筋肉組織が緩むことです。固い筋肉組織では、血液の流れがとても悪いのです。血液は、あなたの体にとって酸素と一緒に栄養を供給しています。その血液の流れが悪いと当然ですがその筋肉への酸素や栄養が不足してしまいます。
そうなると、体を動かすのに大事な筋肉への栄養供給などが不足してしまうので筋肉、そして体全体の動きが悪くなってしまうのです。
マッサージを行うとその栄養供給が良くなるのですが、実はこれがマッサージを行った時に起こる問題にもつながるのです。それが好転反応です。
この好転反応は、今まで筋肉に行き渡っていなかった、酸素や栄養が血液の流れが良くなったために、急に大量消費されてしまいます。そうなると、急激な運動をした直後のように、だるいとか眠いといった運動後の疲れと同じような症状が出てしまうことがあります。
この症状は、一時的なものなので一晩か二晩経つと治ってしまうものなのですが、マッサージに慣れていない人は、これに驚く人もいます。
この好転反応と似たような症状がもみ返しです。このもみ返しは、マッサージを行うのに慣れていない人間が施術をすると起きてやすいものです。
これは力任せで筋肉をもんでしまい、筋肉が痛んでしまった結果に起きてしまいます。簡単に言えば筋肉のケガです。筋肉のケガで炎症を起こしてしまい、痛みが出たり、熱を持ったりするのです。
このようなもみ返しを起こしてしまう人は、マッサージに慣れていないスタッフが多いです。マッサージを受ける場合は、当院のような柔道整復師といった国家資格を持った教育をしっかり受けてきたスタッフがいる整骨院で受けることをオススメします。